ROUAGE、芸術性の高い作品の多いV系バンド

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今回は知る人ぞ知るビジュアル系バンド「ROUAGE」です。

独特の世界観と完成度の高い作品を多くリリースしてきたビジュアル系バンドです。

インディーズ時代から高い人気を誇り1996年にメジャーデビュー。世間一般にはあまり知られていないバンドですが、ビジュアル系バンド好きには高い人気を誇ったバンドです。

【プロフィール】

メンバー

〇KAZUSHI(カズシ/一至):ボーカル担当。愛知県名古屋市出身。1973年6月12日生まれ。A型。現在はSTRAY PIG VANGUARDとして活動中
〇RAYZI(レイジ/麗蒔):ギター担当。愛知県出身。1973年6月18日生まれ。AB型。STRAY PIG VANGUARDを脱退してソロ活動するも現在は活動停止中。
〇SHONO(ショウノ/祥之):ドラム担当。愛知県出身。1974年3月21日生まれ。O型。STRAY PIG VANGUARDを脱退して引退、家業を継ぐ
〇RIKA(リカ/利華):ギター担当。愛知県名古屋市出身。1973年1月16日生まれ。B型。同バンド活動停止後はdibsとして活動していたが、2018年10月23日をもって解散。

メジャーデビュー前にはベースにKAIKIがいましたがメジャーデビュー直前に脱退しています。メジャーデビュー後は4人で活動。2000年にギターのRIKAが脱退し、2001年にバンドは活動停止します。

【ROUAGEの音楽】

 

ROUAGEはビジュアル系バンドでありますが、楽曲はビジュアル系バンドに捉われない様々な色を持ったバンドだと思います。
メジャーデビュー前後はいわゆるビジュアル系バンドサウンド色が強いですが、徐々に独自の世界観を確立していったように思いえます。CDのジャケットもアーティステックです。またギター2本なので様々な表現が出来ることも特徴と言えます。ギターのRAYZI、RIKAは当時とても人気があり、ESPから二人のギターモデルも販売されています。実は自分が初めて買ったギターはRAYZIモデルです。またRAYZIは当時バンドマンが読んでいたバンド雑誌「バンドやろぜ」でギター講習の連載を持っていました。業界からの評価も高いことが分かります。

 

【オススメ曲】

それでは早速オススメ曲を紹介したいと思います。

1.Queen

 

メジャーデビューシングルです。しっとりとしていてイントロのギターのメロディーが印象的な曲です。
アレンジはシンプルでバンドでコピーするのもオススメです。ライブの後半でよく披露されていて盛り上がります。

2.cry for the moon

ROUAGEファンには定番の曲です。シングル「冷たい太陽」のカップリングに収録されています。
とても奇麗なアレンジで聞いていて心地よい1曲です。

3.endless loop

アップテンポで盛り上がる曲と言えばこれです。ギターもかっこよく切れのあるカッティングとBメロのミュートの使い方が絶妙です。

4.白い闇

彼らの代表曲です。「聖なる夜、静かな夜、誰よりも白く」のサビが印象的ですね。
2本のギターが非常に良く絡み合っています。

5.時間軸上のアリア

アルバム「CHILDREN」に収録されている曲です。ゆったりとした独特の世界観を持つ楽曲で個性的な曲です。
とても芸術性の高い曲で隠れた名曲だと思います。

【オススメアルバム】

「CHILDREN」

先ほど紹介しました「時間軸上のアリア」も収録されているアルバムです。ジャケットもとてもオシャレです。当時のビジュアル系バンドのジャケットはメンバーの写真が多い中、珍しいジャケットです。収録されているシングル曲「ever blue」「冷たい太陽」もオススメです。

「SOUP」

これもジャケットがとても印象的ですね。特に「プロトタイプな凍えた雨と、痂だらけの羊達」がオススメです。シングル曲は「endless loop」と「angel-fishの涙」「深空」が収録されています。「深空」は後期ROUAGEを印象付ける楽曲でビジュアル系バンドサウンドとは違った世界観を表現しているように思えます。

【まとめ】

90年代のビジュアル系バンドを語る上で必ず出てくる「ROUAGE」。ビジュアル系バンドでありながら、ビジュアル系バンドの枠に囚われない多くの楽曲を出してきました。これからビジュアル系バンドを聴いてい見ようと思っている方は是非聞いてみてください!

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